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お絵描き中!

イラストレーターYukiの雑記

新卒入社後、半年で会社を辞めました(前編)~ここにいてはいけない

考えたこと 仕事

2015年10月、新卒で入った会社を約半年で退職しました。長くなってしまいそうなので前・中・後編に分けて、退職に関する記事を書きたいと思います。

 

新卒入社といっても、私の場合、大学卒業後しばらく大学院で研究者生活を送ったので、25歳での社会人デビューとなりました。就職先は中規模のIT企業でした。ITという分野を選んだのは、純粋に関連スキルを身に付けたかったことと、保守的と言われる日本の企業であってもIT関係であれば、少しは合理的な社風なのではないかと考えたからです。でも、残念ながらその読みははずれてしまいました。

 

 

初日の違和感:「コピペスピーチ」を2時間聞き続ける

就職先が決して合理的な会社ではないということを感じたのは、早くも第一日目、入社式でのことでした。式では「昇進者の決意表明」なるものがあったのですが、どの人の話す内容も、とても形式的で中身のないものだったのです。

 

みんな似たり寄ったりの内容で個人的な体験に基づく話が一切なく、「ネットや本にあるスピーチの文例をそのまま持ってきてつなぎ合わせて作った文章だな」ということがすぐに分かるようなものでした。大学院でプレゼンテーションについてみっちりと学び、一流の研究者のすばらしいプレゼンを見る機会に恵まれてきた私にとって、正直、この日聞いた「スピーチ」はどれも衝撃的なほど低レベルでした。そんなスピーチが延々と2時間以上も続いたのです。

 

私は、「スピーカーたちはもっとしっかり準備をして、質の高いスピーチをするべきだった」と思っているわけではありません。IT企業のSEである彼らは普段ものすごく忙しいのです。「聴く価値のあるプレゼン」を用意しようと思ったら、それなりの時間を要します。日々残業をしながらの彼らには大きな負担です。

 

そうではなくて、こんな誰の得にもならない形式的なスピーチを毎年毎年、数時間もかけてやっているということ、そしてそれを誰も変えようとしていないことに、唖然としてしまったのです。後に何度も実感することですが、この会社でも、多くの日本企業と同じように、さまざまなことを「去年もやったから」という理由でやり続けていたのでした。

 

著名ブロガーであるちきりんさんのツイート集『多眼思考』に、「若い人に告ぐ。「この会社はあかん」と思ったらさっさと辞めるべき。」とあるのですが、私は入社初日にして就職先を「あかん判定」することになったのでした。そしてこの日私は、「ここに長くいてはいけない」と強い危機感を持ったのです。

 

多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~

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日に日に成長してゆく違和感

 とはいえこの会社は、いわゆるブラック企業ではありませんでした。業績は好調で、新卒社員を一から教育する手厚い研修を行っていたし、残業もIT企業としては少ない方でした。だから当初は、何十年も勤める気はなかったけれど、2~3年はお世話になろうと思っていたのです。

 

しかし、実際に働き始めて、保守的な社風への違和感に加え、直属の上司がどうしても苦手なタイプの人であったことが大きくて、私は「環境を変えたい」という思いを日ごとに強めていきました。そして次第に食欲がなくなり、謎の頭痛と吐き気に悩まされるようになるなど、健康面にも影響が出始めてしまいました。

 

それでも私は、辞めるかどうかしばらく悩みました。毎月お給料が出て、ボーナスももらえる仕事。そしてここは「仕事を自由に選べるのは新卒で就活するときだけ」と言われる国です。相談した知人からも、「今後の転職活動のことを考えたら1年は続けた方がいいんじゃないか」とか、「とりあえずボーナスをもらうまでは待ったら?」と言われました。

 

しかしそれでも、私はある2つのことをきっかけに、すぐに会社を辞めようと決めました。

 

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ここまで読んでくださってありがとうございます!

続きは、中編で。

 

Yuki