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イラストレーターYukiの雑記

新卒入社後、半年で会社を辞めました(中編)~そういえば、私は死ぬんでした

考えたこと 仕事

本記事はこちらの記事からの続きです。

yuki222.hatenablog.com

環境を変えたいという思いがどうしようもないほど強くなった私は、退職することを決めました。スキルも貯金も何もなく、入社後半年しかたっていなかったにも関わらずそう決断できたのには、2つのきっかけがありました。

 

 

「あれが自分の将来の姿」

私が退職を決意した最大の理由は、先輩社員たちを見て「ああなりたくない」と思ってしまったからです。

 

私の周りにも、「仕事のできる優秀な人たち」はいました。特に、同じチームでよく私の面倒を見てくださった先輩社員二人は、新入社員の私から見ても、はっきりと優秀な人であると分かるような方々でした。

 

私の所属チームは、他と比べて異常に残業が多かったりと、明らかに劣悪な労働環境だったので、私は優秀な人たちがなぜ転職しないのかとても不思議に思っていました。彼らは十分な実務経験のあるエンジニアで、転職しようと思えば簡単にできるはずなのです。

 

でも、しばらく一緒に働いて、理由が分かりました。彼らはただただ忙しすぎるのです。忙しすぎて、自分の持てるほとんどすべての時間を仕事に捧げざるを得ず、転職活動はおろか、帰宅後にゆっくり食事してお風呂に入って休むという、最低限の人間らしい生活すら満足にできていなかったのです。

 

この当時、私の心をとらえて離さなかった言葉があります。堀江貴文さんの著書『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』の中の、「このままでは、このままだ」という言葉です。

 

 

このまま塾講師を続けていたら、間違いなくこの色に染まってしまう。

 

(中略)いますぐ変わらなきゃいけない。このままでは、一生「このまま」だ。

 

 

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

 

 

 私は先輩社員を見ていて、「あれが自分の未来の姿だ」「ここにいたら、あんなふうになっていくんだ」と思いました。「1年は我慢」したり「ボーナスまで待つ」のは、「みんなと同じ」考えです。それでは一生、みんなと同じ道を行くことになるでしょう。私は以前から、「上辺だけの同調」や「付き合いの飲み会」のような、「みんなが普通に我慢していること」をどうしても我慢できませんでした。みんなと同じでいてはいけないかもしれない。もう自分の幸せのためには道をはずれた方がいいのかもしれない…。そう考え込むようになりました。

 

 

そういえば、私は死ぬんでした

 私の退職を決定づけた2つ目のきっかけは、2015年9月末に立て続けに発表された、有名人の方の病気や死去に関するニュースでした。

 

2015年9月23日、タレントの北斗晶さんが乳がんを患っていることが公表されました。元気で明るいイメージの強かった北斗さんのご病気のニュースに、とても驚きました。また、その翌日の9月24日、女優の川島なお美さんが亡くなったというニュースが報じられました。

 

私は、「もしも今自分が、難病であと半年しか生きられないと宣告されたとしたら、今すぐに会社を辞めるだろうな」と思いました。でも、続けて、ふと思ったのです。私は今、病気ではないけれど、必ず死ぬんだと。毎日、「最後の日の半年前」や、もしかしたら一日前かもしれない今日を生きているんだと。

 

そう思うと、なんだかすんなりと「ああ、やっぱり退職しよう」と心が決まりました。それはまるで「ティッシュ買っとこう」と思うぐらいに自然な選択でした。

 

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ここまで読んでくださってありがとうございました!

続きは、後編で。

 

Yuki