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お絵描き中!

イラストレーターYukiの雑記

新卒入社後、半年で会社を辞めました(後編)~最後のひと押しは、意外な人から。

考えたこと 仕事

本記事はこちらの記事からの続きです。

yuki222.hatenablog.com

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前回の記事に書いたような経緯で、退職を決意した私。会社の上司に退職の意志を伝えようと決めました。その日の朝、出社前に彼氏が「がんばって伝えておいで。応援しているよ」とメールを送ってくれて、ちょっと泣けました。

 

でも、その日私は、結局、言えませんでした。

 

このまま、このまま?

私はそもそも当時の上司がとても苦手で、そばを通られるだけでも緊張でドキドキしてしまうくらいでした。そんな彼相手に入社後半年足らずの私が「辞めたいです」と伝えることは、とても勇気のいることでした。

 

その日、朝早くから出社し、何度も何度も

「あの人が出社してきたら言おう」

「昼休みに言おう」

「あの会話が終わったら言おう」

「彼がトイレから戻って来たら言おう」

と考え、何度も心拍数MAXになりましたが、言えないまま、上司は帰ってしまいました。

 

私は私に幻滅しました。

 

朝、彼氏に「今日辞めるって言ってくるね」ってメールしたのに。

 

今夜帰宅したら、きっと生き返ったように晴れ晴れとした気持ちで、最近のどを通らなかったご飯も食べられるかもと思ったのに。

 

彼もあんなに応援してくれたのに。

 

何度も何度も相談に乗ってくれて、たくさん話して、自分でも考えて考えて、やっと「辞める!」と決断を下したはずだったのに。

 

帰り道、「どうだった?」とメールをくれていた彼氏に、心底情けない思いで「ごめん。言えませんでした」とメールしました。彼は優しく励ましてくれたけれど、私は「あと何回、こういうやり取りをすることになるだろうか」と思いました。

 

もしかして、このままずっと言えないんじゃないか。結局、1年後も、5年後もこの会社にいて、「辞めたいなあ」って言い続けているんじゃないか。

 

今の環境から抜け出せずに苦しみ続ける自分が容易に想像できてしまって、私は帰宅してドアを閉めた瞬間、玄関に座って大泣きしました。

 

意外なとこから怒られた

 そしてようやく落ち着いて部屋に入ってから、ふとイケダハヤトさんのブログを見たのです。ちょうどその日にアップされていた次の記事を読んで、私は固まりました。

 

あなた、去年の今頃も「会社辞める」って言ってたよね。 : まだ東京で消耗してるの?

 

時折人生相談めいたアポが入るんですが、ぼくのところに来る人は、だいたい「そろそろ会社辞めようと思います」といって相談に来るんですよ。

「いいじゃないですか。さっさと辞めましょう。応援しますよ!」

というアドバイスをするわけですよ。

 

(中略)

で、1年後くらいにまた話をする機会があったりするわけです。

「あ、そういや今何しているんですか?」

と聞くと、「まだ前の会社に勤めています…」。

 

…これはきつい。正直げんなりします。

しかも聞くと、相変わらず会社に不満を持っている。

 

それ、1年もあったのに、何にも変わってないじゃないですか。あなたの問題点は、むしろそのフットワークの鈍さですよ。さっさと会社を辞めてください。

 

ぼくは今のあなたには、正直興味を持てません。ぼくと次に会うのは、辞めてからにしてください。お話にならないんですって。

 

 

ガーン。思わず涙も止まりました。恐ろしいほどのタイミング…。もしかして私は見られているのでは…。

 

などと思いながら、同様にイケダさんブログの読者であった彼氏に「イケダさんの今日の記事を読んで、おっしゃる通りすぎて返す言葉もない」とメールしたら、「俺も読んだ。タイムリーすぎて笑った(笑)」と返事がきました。笑われました…。

 

この記事で背中を押された(?)私は、翌日、また心拍MAXになりながらもついに意を決し、なんとか退職したいことを上司に伝えました。

 

 

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(※イメージ図) 

 

周囲からはとても驚かれましたが、特に大きな問題もなく受け入れられました。

 

振り返ってみて

終わってみると、「なんで迷っていたんだろう。あんなに心身が参っていたんだから、退職しない選択肢なんてないじゃないか」と思います。

 

こういう経験をしたので、今の環境から抜け出したいけれど、抜け出せずにいるという人のことを、私は他人事とは思えません。私はなんとか抜け出して来られたけれど、大きな勇気が必要でした。

 

仕事がつらくて自殺してしまったとか、心身をこわしてしまったという若者の話を聞いて、「そんなになる前になぜやめなかったの?」と言う人がいます。でも私はとてもそんなことは言えません。心身を壊しかけている人が「やめたい」と申し出て、その環境を脱出するということは、本人にとっては「そこで何とか耐えながらうまくやっていくこと」と同じぐらい難しいことに思える、ということを知っているからです。

 

けれどいつまで耐え続けていても、誰も「もしかして、つらいんじゃないの?辞めたいんじゃないの?」とは言ってくれません。こればかりは、自分が決意して表明しないと始まらないのです。自分で自分を引っ張り上げるしかないのです。

 

私は勇気を出して本当によかったなと思っています。そして私が行動できたのは、彼氏が励まし続けてくれたことと、「環境を変え、生きたい人生を生きること」を肯定する人たちの文章を本やブログで読み、勇気づけてもらえたからです。今度は私の体験談が誰かの力になればいいなと思います。現在苦しんでいる人たちがいるならば、一日も早くその人たちがよりよい環境へ行けることを願っています。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

Yuki