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お絵描き中!

イラストレーターYukiの雑記

膨大な実測データから明らかになった、「幸せサイクル」に圏外から突入するための方法

ある本に書かれていた、人の「幸せ」と「動く頻度」に密接な関係があるということが、大変興味深いものでした。

 

 

「幸せな人の身体は良く動く」

その本とは、矢野和男著『データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』です。

データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

 

 

本書の内容は、人々に特殊なセンサを装着して長期間生活してもらい、彼らの細かな身体活動を継続的に記録し、その膨大なデータから導き出された人間の行動の「方程式」について報告するという、驚くべきものです。

 

冒頭に掲載されていた、長期に渡る著者自身の身体活動の記録グラフを見ただけで圧倒され、「これは面白くないわけがない」と思い、夢中で読みました。そして興味深かったのが下記の記述。

 

 

ここで、明らかになったのは「幸せな人の身体は良く動く」という単純で共通の事実である。

 

もちろん仕事が違えば、その業務によって、どれだけ動かなければいけないかは変わる。しかし、同じ人で見ると、幸せになると、より動く頻度が増えるというのは、意外な発見である。

 

仕事などの条件が違う人同士を比べて、動きの大小によって、どちらの人が幸せかを論じるのは、意味はない。しかし、より幸せになった人は、より動くようになるのは事実だ。

 

 

考えてみると確かに、やりたいことをやっているときって、なんだか急いでいます。やりたいことに気持ちが向かっているだけで、その他の「やらなければならない雑多なこと」の処理速度が上がって、トイレも食事も、いつもの数倍のスピードで済ませてしまいます。

 

 

幸せサイクル

急いでやると、どうなるか。苦手なことであれば、失敗しやすくなってしまうでしょうが、「やりたいこと」は少なからず得意なことである場合が多いと思います。得意なことを倍速でやるので、効率的に成果が上がる。やりたいことをやると、「好きなことだから」だけじゃなく「素早くどんどんやれる」ことの相乗効果で、成果がとても大きくなるのだと思います。

 

成果が上がれば幸せになり、幸せな人は良く動くようになり…ということで、「いい調子に乗れてる人」って、下図のようなサイクルに乗っているんじゃないでしょうか。

 

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サイクルに乗るには?

では、このサイクルの外にいる人は、どうやったらサイクルに入っていけるのでしょうか。いきなり「幸せ」の部分に突っ込めるなら苦労はないでしょう。「成果増」も難しそうです。とすれば、「よく動くこと」、ここしかありません。

 

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これは転職活動を通して実感したことでもあります。就職というのは、初動を起こしてからゴールまでの道のりがとても長いです。応募先を探して履歴書を書いて、郵送して、やっと面接に行けたと思ったら、詳しく話を聞いてみると自分の求める条件と合っていないことが分かり、こちらから辞退したり…。

 

そういうことを何回か繰り返しているとどうなるかというと、応募先を選定し履歴書を送るという初動のサイクルが早くなっていきます。最初のうちは「ここで働くとなると、通勤のしやすさは…昇給は…」などと、色々考えてしまうのですが、何度か失敗すると、「どうせダメかもな」という可能性を受け入れた上で、かえって挑戦の量を増やせるのです。

 

なんだかネガティブなようですが、一つ一つのチャレンジに固執し過ぎないという、大切な姿勢を身につけられたと思います。やはり何であれ、「動いてみる」ことしかありません。いろんなことが目まぐるしく変化していく現代で、就活でも起業でも、ある程度大がかりなことに挑戦するならば「早く何度もやってみる」のが一番ということを感じました。この教訓を胸に、2016年はよく動く1年にしたいと思います。

 

 

Yuki