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お絵描き中!

イラストレーターYukiの雑記

オランダの育児に学ぶ、子育てにおける親の幸せの大切さ

前回、オランダで子育て中の日本人女性・米良好恵さんによる講演「子どもたちが世界でいちばん幸せを感じる国・オランダのひみつ」を聴いての記事を書きました。

 

yuki222.hatenablog.com

 

パート2となる今回は、「子育て」について書きたいと思います。

 

 

機内で緊急事態!まずどうするべき?

講師の米良さんは、幼少期をイギリスで過ごし、通訳、英語講師などの仕事を経て、KLMオランダ航空の客室乗務員として働いた経験もある方。子育ての大事なことを、空の旅にたとえてお話してくださいました。

 

米良さんは会場に向かって問題を出しました。「あなたは、小さな子どもと一緒に飛行機に乗っているとします。突然、何らかのアクシデントが起きたようで、頭上から酸素マスクが降りてきました。このとき、まずとるべき行動は、次のどちらでしょうか?」

 

  1. 子どもに酸素マスクを着用させる。
  2. 自分が酸素マスクを着用する。

 

どちらの行動をとるべきなのでしょうか?

 

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米良さんの答えは、「まずは親が酸素マスクを着用するべき」というものでした。なぜなら、小さな子どもに酸素マスクをつけさせようとしても、もしかしたら子どもは、突然の緊急事態にパニックになっていて、おとなしく言うことを聞いてはくれないかもしれません。そうこうしているうちに、親子ともども意識を失ってしまうかもしれない。ANAの安全に関するページには、「低酸素症になると、意識を失うことがある。酸素マスクは10秒以内に着用するのが望ましい」とあります。

 

まずは親である自分自身がしっかりと酸素マスクを着用して、気を失わないようにする。その上で、落ち着いて子どもにも酸素マスクを着用させるべきということでした。

 

 「子ども第一」でなくていい

米良さんは、このことは子育てにも通じるものがあるとおっしゃいました。

 

「とにかく子どもを守ろう」という気持ちでいても、親が倒れてしまっては子どもも助からない。子どものためにも、まずは親がしっかりと正気でいること、元気でいること。それを大事にするべきだということです。

 

前回の記事で、オランダでは夫婦が子育てを分担し合っていると書きましたが、オランダでは祖父母が孫の面倒を見るということも日常的に行われるそうです。米良さんによると、子どもをおじいさん・おばあさんに預けて、夫婦で旅行に行くということもあるそう。それが「育児放棄だ」などと非難されるような雰囲気はなく、「子どもの幸せのためには両親の幸せがとても大事だ」という考えが浸透しているようです。

 

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子どもを保育園の先生や祖父母、近所の人など、色んな大人に預けることは、両親のみならず、子ども自身にとっても本当に良いことだと思います。少子化や女性の社会進出を専門とするジャーナリスト・白河桃子先生の著書では、働く女性の次のような言葉が紹介されています。

 

 

「仕事をしている方が、人に預けられるから、子育てもラク。だって子どもにとっても、一日中疲れた一人の大人と一緒にいるよりも、機嫌のいい大人が何人も関わった方がいい」

 

『女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座』より

女子と就活――20代からの「就・妊・婚」講座 (中公新書ラクレ)

女子と就活――20代からの「就・妊・婚」講座 (中公新書ラクレ)

 

 

まさにこの通りだと思うのです。

 

 

オランダに行ってみたくなった!

以前からいつかヨーロッパで暮らしてみたいと思っていたのですが、今回のお話を聞いて、俄然オランダという国に行ってみたくなってしまいました。なんせオランダでは…

 

国鉄への乗車は4歳まで無料。そして1セント支払ってカードを作成すれば12歳まで無料!

 

美術館があちこちにあり、「ミュージアムカード」という年間パスポートを作れば、博物館やお城などを含む様々な施設に行き放題(カードのデザインがかわいい!)。

 

なんだそうです。移動にお金がかからず、美術館や博物館が充実しているとなると、子育てにはとても良さそうな環境ですよね。いつか行けるかなあ。

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

Yuki