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お絵描き中!

イラストレーターYukiの雑記

有休を取れないとどう困るのか

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私は、有休や育休などの休暇について、国や企業の側に、取得することを「強く推奨する」、いや、「義務とする」ぐらいにしてもらいたいと思っています。

制度上、有休や育休は用意されてはいるのに、取れないのはなぜか。
それは日本人が「みんながやっていないことを、自分だけやることはできない」という気質を持っているから。これらの休暇を「取らない」雰囲気がすでに蔓延している中、一人だけ率先して取るのは日本人には憚られること。

このことを考慮すれば、働き過ぎの日本社会を本当に変えたいと思うのならば、有休・育休などを「オプションとして用意する」だけでは明らかに不十分です。

「たとえ“可能”であっても、みんながやっていない中、自分だけやることはできない」と誰もが考えて、結局全員が休まなくなり、可能なはずの選択肢が事実上、不可能になっている。


だから国や企業のトップは、「ほら、制度としてはちゃんと用意していますよ」ではいけない。こういう日本人の特性を考慮に入れて、有休・育休等をとることをできれば義務化、少なくとも「原則、とって当たり前」という空気になるよう、決定権のある人がリーダーシップをとって働きかける必要がある。

実現困難な夢物語ではありません。
現に私の姉の会社では毎月必ず一日、有休を取ることが義務付けられている。姉は明け方に帰宅することも多かった前職から今の働きやすい会社に転職して、明らかに笑顔が増えてやさしくなって、性格まで変わった。そしてこの春結婚する。(おめでとう!)

 


有休・育休等を、制度上用意するというだけではいけない。用意しても利用されない状況が続いているのなら、一歩先に進めないといけない。


それから、有休取得の理由を書かせることも禁止にした方がいい。不妊治療や転職活動のために休みたい人に、休んで何をするのか聞くなんて馬鹿げてる。この問題も、定期的な取得を義務付けたり、促したりすることで解消される。取って当たり前の雰囲気があれば、自然に取れる。

「使える状態にはしているんだから、自分で使え、甘えるな」
「使う側の一人ひとりが、“周囲のためにも使うべきなんだ”という意識に変わっていくことが必要なんじゃないか」

という意見もあるかもしれません。
でも、日本は現状、圧倒的にトップダウンの社会なのだから、国や企業のトップ、影響力や決定権のある人たちがリーダーシップをとって思い切った制度改革をすることが一番の早道だし、多分それしかない。そうやって新しい仕組みを作り、空気を変えることが、そういう人たちの仕事のはず。「義務化は極端」かもしれないけど、そうでもしないときっとずっと、このままだから。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

Yuki

 

参考図書

どちらもAmazonレビュー4つ星以上の、すばらしい本。

●青野慶久著『チームのことだけ、考えた。』

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか

 

 

●麻野耕司著『すべての組織は変えられる 好調な企業はなぜ「ヒト」に投資するのか』

すべての組織は変えられる (PHPビジネス新書)

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