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お絵描き中!

イラストレーターYukiの雑記

人生の主導権を取り戻した幸せ

マンガあり 考えたこと

先日の土曜日、とてもいい天気だったので、パートナーと二人でお花見に行きました。

 

行き先は市の中心部にある大きな公園。絶好のお花見スポットとあって、たくさんの人でにぎわっていました。

 

トイレの前のすごい行列や…

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家族が楽しくはしゃいでいる横で、テント張って寝てるお父さん…

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桜より目立つピンクで全身を固めた謎のおじさんなど…

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人間観察も楽しみながら、暖かな陽気の中、二人で気持ちよく歩きました。

 

 

歩いていると、ふと思い出したことがありました。

 

「そういえば、この公園は、前に勤めていた会社が毎年この日にお花見をやる場所だ。」

 

私がパートナーとのんびり歩いていたちょうどそのとき、同じ公園のどこかで、私が退職した会社の人たちが今年の「新入社員歓迎お花見パーティー」を行っているはずだったのです。

 

幸い(?)、前の会社の人たちと会うことはありませんでしたが、私は1年前のその日のことを思い出してしまいました。

 

全社員参加必須で、新入社員は次から次へと先輩社員たちにお酒を注いで回らなければならず、暗くなるとカラオケボックスに移動してさらに続行され、へとへとに疲れ果てて終わったあの日のことを…。

 

 

早く帰って本が読みたいなあ、今日は休日のはずなのに…と思っていましたが、「会社員」に「会社のお花見」を断る権利はありませんでした。あの頃、私の人生の時間の使い方を決める主導権は会社に握られていて、その支配は休日にまで及んでいたのです。

 

有限な人生の中の貴重な一日を会社に差し出し、自己紹介とお酌と、共感できない話に「うんうん」と頷き続けることでまる一日を終わらせてしまったことに、疲れ以上に悔しさを感じました。

 

だけど今年は、私はこうして今日を自分の過ごしたいように過ごしている。心から一緒に過ごしたいと思える人と。

 

行きたいと思ったところに行けるし、帰りたいと思ったときに帰ろうかと言えるし、心から思ったことを話せる。

 

もし勇気を出して会社をやめていなければ、この日私は深夜までカラオケボックスの中にいたでしょう。

 

退職したことで安定した収入を失ってしまったけれど、引き換えに人生の主導権を取り戻したのだということ、そしてそれがどんなに幸せなことなのかを、改めてかみしめた一日でした。