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イラストレーターYukiの雑記

退職してフリーになったからって「好きなことだけ」できるようにはならないけど、「好きなときに」できるようにはなる

最近、27歳にして人生2度目のフリーランス生活に突入した私の現在の仕事は、細々としたライティング、自分のブログの運営、そしてこれからやる予定の、企業でのバイト程度のお手伝いくらいです。

 

まだまだ一人前と言えるような状態では決してないのですが、会社員生活から今の生活にシフトして、確かに実感している変化があります。それは、色々な作業を自分にとってベストなタイミングでできるようになったということです。

 

 

すべての活動にはタイミングがある

仕事だけでなく買い物や家事、遊びも含めて、すべての活動には「やろう」と思えるタイミングと、どうしてもやる気になれないタイミングとがあります。現在は日常の中の多くの活動を「今がやりどき」と思うタイミングでやることができていて、その意外なほど大きな効果に驚いています。

 

この点は会社員時代とは大きく違うところです。会社員のときは、自分の状態に合わせた仕事をやるというタイミングのコントロールができませんでした。自分の工夫や努力が足りなかった点もありましたが、昼食直後の眠い時間帯に思考力を要する作業をしなければならない、集中して仕事に没頭している最中に電話が鳴るなど、どうしても「今はこの仕事のタイミングじゃないのになあ」と思ってしまうことが多くありました。

 

組織で働くということは、自己管理の権限を奪われる(まはた大きく制限される)ことなのかもしれません。フリーになって自分で自分の時間を管理する生活になって、「したいと思うことを、したいと思えるタイミングでやるのが一番高いパフォーマンスが上がる」という考えが強まりつつあります。

 

 

やりたいことをやりすぎない能力も必要

ただ、したいと思うことを「もういいや」と思うようになるところまでひたすらやり続けてしまうと、極度に疲れてしまったり、好きだったはずのことをしばらくやりたくなくなってしまったりします。いわゆる「燃え尽きた」状態です。

 

だから「やりたい!」と勢いづいている自分を適度なところで律する能力もとても大切だと思います。私が実践しているのは25分間作業したら5分間休むというポモドーロ・テクニックと、「夜はアウトプットはやらない」ということです。

 

 

やるべきでないことをやらない能力も必要

会社員時代は連日夜8時ごろ、遅いときで11時ごろまで残業していました。でも実際は夕方6時ごろにはもう仕事をするエネルギーは切れています。長時間労働の是正を訴える株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵社長は、「人間の脳は朝起きてから13時間以内しか集中力が働かない」という東京大学・島津明人准教授の知見をたびたび引用しています。

 

集中力も発想力も低下していて良いパフォーマンスは期待できないので、フリーとなった今ではせいぜい6時半には思考力を要する作業はやめることにしています。以降の時間は、夕食と入浴を済ませたらあとは本を読むなどのインプットの時間ということにしています。

 

心理学者・一川誠さんの著書『「時間の使い方」を科学する (PHP新書)』には、「思考は10時から14時、記憶は16時から20時」とあり、体温変化などの人体の24時間周期のリズムに関する知見を軸に、効率的な時間の使い方について書かれています。

 

「時間の使い方」を科学する (PHP新書)

「時間の使い方」を科学する (PHP新書)

 

 

 人間の身体や脳は、陽が昇って沈むまでの間、ずっと一定の状態なのではなく、体温が上がったり下がったり、波があるようです。その波にうまく乗って生活することが、高い成果を出すことにつながるのだと思いました。

 

 

まとめ

現在の私の理想的な一日のリズムは下のイラストのような感じです。

 

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まだたまに、うっかり遅い時間にスマホに夢中になってしまっているようなこともあるので、試行錯誤を続けていきたいと思います。

 

会社員をやめたからといって、いきなり好きなことだけして生きていける生活になるわけではないし、実はそれほど膨大な時間が手に入るわけでもありません。会社から自由になることのメリットとはそういうものではなくて、実際は、ただただ「主導権を自分の手に取り戻す」ということに尽き、そこから先の展開はそれを活かせるかどうかに懸かっているのだろうと思います。

 

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